論文タイトル

49.帯状疱疹&帯状疱疹後神経痛へのアプローチ

 

帯状疱疹&帯状疱疹後神経痛へのアプローチ

 

 -それからわかった2~3の事柄-

 

 

第4部 東洋医学ひぐちクリニック

樋口 理

 

私は、50歳までは西洋医学一辺倒の整形外科医で、皮膚科疾患の治療などとは全く無縁でした。

東洋医学の世界に身を置いていると、それまでとは違った疾患(守備範囲が広くなった?)に遭遇するようになりました。其の中の一つに帯状疱疹があります。従って西洋医学の皮膚科のルーチンな治療方法は知らないし、常識が邪魔しないのでどんな治療方法でも躊躇なしにできると愚考します。 

 帯状疱疹は、西洋医学では免疫能が低下した際に生じる疾患とされ、治療方法は抗ウイルス剤中心です。一方東洋医学では、『湿熱』『熱毒』『水毒』(私の独断と偏見が加味されていますが)とタイプ分けし、ウイルスの力を借りて余分な水を皮膚表面から排泄しようとする治癒反応と考えます。治療方法は、清熱剤、去湿剤、利水剤或いはそれらの組み合わせとなります。

更に、経絡を使っても治療できます。西洋医学の常識とはどうかすると全く反対の考え方(西洋医学はウイルスが悪いですが、東洋医学ではウイルスは味方)です。

この治癒反応の観点から、鍼治療や灸治療を施行した帯状疱疹の新鮮例や帯状疱疹後、神経痛へのアプローチの症例がだいぶたまり、治療を経験された方々が口々に経過が早くも痛みも早くとれると言われますので、症例を報告いたします。(疼痛は鍼治療直後に軽減消失し、水疱は3日で枯れます)

 ただし、私自身が西洋医学の抗ウイルス剤や鎮痛剤を使用した経験は全くありませんので、その治療経験を私の中で比較することは出来ません。患者様が、西洋医学と東洋医学の治療方法を両方経験され、その結果を比較されたものです。悪しからずご了承下さい。しかし、その中に本当の真実があるものと考えています。

 

 

 

(症例1)中◎枝◎、68歳、女性

 

C.C.  ;右背部の水疱と痛み

 

P.I.    ;27.5.7. 朝右背部の水疱と痛みに気付く。以前帯状疱疹にかかったことがあるので、すぐにピーンときた。以前は痛みがひかず、約2ヵ月かかったので、

ーーー。漢方と鍼灸でも治療ができると知っていたので、5.7.受診。

 

 

治療&経過;右背部肩甲骨の下部に水疱形成巣(+)右脇にかけても幾つかある。発赤も軽度ある。水疱形成巣の周囲に皮内鍼を放射状に刺入。肋間より位置を確認して、それぞれの夾脊穴(棘突起の下で両側に0.5寸)に灸頭鍼を施行。同時に刺絡後吸い玉施行。漢方薬は葛根湯加朮附湯、五苓散を投与。翌日痛みはほとんどない。同じ治療。

3日後水疱はほとんど枯れ、右肩を挙げると右脇が痛む。帯脈に鍼治療施行。挙上可となる。5.18.治癒。家族や友人から、漢方と鍼ではなく、皮膚科で点滴と痛み止めをのまないと良くならないと、苦言を沢山言われたそうです。が、治療経過をみて苦言を言われた方々は、全く治療法があるとは知らなかったと言われたそうです。そしてこの治療法は早くて良いと。

 

【コメント】私自身、帯状疱疹の西洋医学治療の経験は全くありませんが、鍼灸治療と漢方治療や刺絡後吸い玉施行を行うと、患者様は口々に痛みが無く、経過が早いと言われます。この方は帯状疱疹は2回目です。前回は2回/日の点滴注射をして、痛みはひかず夜も安眠できず、2週間ちょっとは非常に辛い思いをされ、約2ヵ月かかったそうです。

今回の治療では、痛みは鍼治療直後に軽減し、翌日には殆ど消失。3日後水疱は、ほとんど枯れ、5.18.治癒ですから、11日間の治療でした。経過もすこぶる早く短期間ですんでいます。帯状疱疹で悩み困っている方々は沢山おられえると考えます。この治療法が普及すれば、多くの方々が早期に多大の恩恵を被ると思われます。治療法が一つしかなく、他に選択肢がないというのは、片手落ちです。治れば治療法はなんでもよいと思われます。

 

 

 

(症例2)Y.Y.,15歳,女性

 

C.C.;左肩の水疱と痛み、ヒラヒラ感

P.I. ;平成27年7月30日左肩の水疱と痛み、ヒラヒラ感が出現。母親が見て、祖母の帯状疱疹の経験からピーンときて、診断。当院でも帯状疱疹の治療ができて経過がすこぶる早く良いと知っていたので、7.30.受診。左肩に水疱形成二ヵ所、

前胸部に一ヵ所あり。発赤(+)

治療&経過;左肩に水疱形成2ヵ所、前胸部に1ヵ所あり。皮内鍼を放射状に刺入。直後に痛み、ヒラヒラ感は消失。漢方薬は葛根湯加朮附湯、五苓散を投与。翌日まだ発赤残存。8月4日から旅行の予定(ワンダーフォーゲル部で屋久島登山、リュックを背負う)があるとの由。

発赤は余分な水を飛ばすために治癒反応として、自分でアイロンをかけていると説明し、水疱形成の周囲にカマヤミニ灸を施行。すると変な違和感がとれて良いとの事。

2回/日カマヤミニ灸を施行。8.3.水疱はやや枯れ、発赤は茶色となり、症状は軽減。8.4.早朝に旅行へ行かれました。8.5.メールで調子よい。(リュックを背負っても痛くないとメール有り。)痛みも違和感も無く、水疱は枯れている。8.7.帰省。8.10.受診。旅行中は、どうもなかった。水疱は枯れ、どうもない。皮内鍼を抜き治癒。

 

 

【コメント】(症例1)に続き、帯状疱疹の新鮮例です。陰極まれば陽となる。東洋医学の立場からは、人体は余分な水で冷やされるのを嫌がるので、ウイルスの力を借りて、余分な水を飛ばそうとする治癒反応です。半生乾きの衣類にアイロンをかけると乾きます。 

 この意味でお灸をしました。そうすると、治癒反応が促進され、水疱は枯れ、赤みもとれ、旅行にも行けました。この間5日です。

祖母の方の帯状疱疹の経過を聞くと、3週間はうずいて苦痛顔貌が続き、夜間も疼痛のため悩まされ、約6ヵ月かかったそうです。『冷えると痛む』が真実で、治療法は『温める』です。西洋医学には、『痛みは止める』で温める治療方法がありません。

従って、此祖母の例のように長引く症例があると思われます。『温める』でいけば、本当に速効です。

 

 

 

 

(症例3)内◎政◎、32歳、男性

 

C.C. ;口の周りのヘルペス

P.I.  ;数年前から、時々口の周りにヘルペスができるようになった。今回も2日前からできて、ピリピリするような違和感がある。母親が鍼と漢方で早く治ったので薦められて受診。

治療&経過;皮膚から盛り上がる水疱は余分な水を排泄する現象と説明し、陰性食品の制限を指示。経過は母親からも聞かされていたが、鍼と漢方で3日で枯れる方が圧倒的に多いと説明。ヘルペス周囲に皮内鍼を放射状に刺入、直後に違和感は消失。漢方薬は五苓散を投与。3日後受診、水疱は枯れ、どうもない。以前の治療経過とは、全然違うと言われました。さらに2日分処方し、治癒。

【コメント】口の周りのヘルペスは、もう10例以上と思います。皮内鍼を放射状に刺入すると、直後には違和感は消失。漢方薬は五苓散を投与。全例皮内鍼を放射状に刺入、直後に疼痛や違和感は軽減消失し、3日で水疱は枯れます。再現性は100%、期間は短期間で済みます。

 

 

 

 

(症例4)◎野◎ツ、70歳、女性

 

C.C.;左肩背部のウズク激痛で夜間不眠

P.I. ;7月6日頃から左肩が挙がらなくなったが、放置。昨日夜から急に背部のウズク激痛で夜も寝れなくなった。8月5日受診。治療&経過;左背部を診ると、水疱形成(+)、発赤(+)。陰性食品(緑茶9杯、水8杯、バナナ)を制限。帯状疱疹と考え、経絡に沿ってカマヤミニ灸を施行。刺絡後吸い玉施行。漢方薬は疼痛強く、二朮湯に疎経活血湯を合方し桃該承気湯を少量加味。8月7日肩のウズキは取れ、寝れるから大助かりと。

【コメント】治癒反応を助長するために、経絡に沿ってカマヤミニ灸を施行。刺絡後吸い玉施行。漢方薬は、二朮湯に疎経活血湯を合方し桃該承気湯を少量加味。東洋医学では、帯状疱疹はウイルスの力を借りて余分な水を皮膚表面から排泄しようとする治癒反応と考えます。

西洋医学の常識とはどうかすると全く反対の考え方ですが、この治癒反応の観点から帯状疱疹の新鮮例や帯状疱疹後神経痛へのアプローチの症例がかなり溜まり、全例に早期に疼痛軽減と短期に治癒をみています。水疱の中にいるウイルスを原因とみるか結果とみるか?。

人体の治療反応の結果としての観点から治療すると経過が早いので、原因とみて治療戦略をたてている西洋医学はヒョットすると間違った方向に向いているのではないかと、帯状疱疹の治療を経験するたびに、愚考しています。

 

 

 

 

(症例5)入◎カ◎ミ、78歳、女性

 

C.C.;左肩の帯状疱疹後神経痛

P.I. ;1年前左肩の前後に帯状疱疹出現。皮膚科で点滴をして、治療をしたが、今なお痛みが続いている。雨の前にはうずくし、刺すような痛みがある。朝起きるときはビリビリ・ジカジカする。夕方歩くときもビリビリする。治療しているが全然よくならない。漢方薬や鍼灸治療でどうにかなりますかと平成27年6月13日受診。

治療&経過;帯状疱疹は東洋医学の立場では、『水毒』と説明。皮膚から盛り上がる余分な水をウイルスの力を借りて排泄する治療反応と更に説明。湿度の上がる雨前に痛むのは『水毒。』

陰性食品の制限を指示。鍼治療は調気し、左肩背部に置鍼、カマヤミニ灸、吸玉施行。漢方薬は裏寒に附子理中湯、帯状疱疹後神経痛に対して葛根加朮附湯、桂枝茯苓丸加薏苡仁を投与。

 

4日後、刺すような痛みは我慢しやすくなった。自宅でも、お灸を指導。約一ヵ月半後、当初の2/10位、かなり良い。こんな治療があるなんて、思いもしなかった。

 

【コメント】(症例1)、(症例2)、(症例3)は、帯状疱疹の新鮮例で共に、皮内鍼やお灸や灸頭鍼で熱を入れ、 早期に疼痛は軽減し水疱は枯れ、治癒をみました。3例共西洋医学の治療経過と比べて、明らかに疼痛は早く消失し、早期に治癒に至っています。此の治療法の根本概念は『水毒』。それに対する熱で、アイロンをかけるの意味です。これで、非常に早い経過を示しました。そして、帯状疱疹後神経痛に対しても、同じ戦略でお灸で熱を入れてきました。(症例5)もお灸で熱を入れることにより、水が飛ばされ、経絡が通じて約一ヵ月半後、当初の2/10位、かなり良い。こんな治療法があるなんて、思いもしなかった。と西洋医学の治療経過と比較されています。患者様が経験されて言われる事が事実、trueと私は思います。帯状疱疹の本態は『水毒』。そして患者様にとっては、西洋医学、東洋医学とその名前は関係なく、早く治れば何でも有り。何にも拘る必要なし。

 

 

 

 

(症例6)松◎ユ◎子、72歳、女

C.C.; 肛門周囲~左太腿後面の帯状疱疹にかかり、皮膚科で治療した。その後、梅雨どきなど湿気の多い時期に、よく再発する。痛み止めでは良くならないので、ーーーー。知人より漢方と針灸治療を薦められて平成27.7.3受診。

今年の梅雨も再発し、痛みのため仰向けに寝れない。自転車やバイクに乗れない。

朝起き始めがよくない。

 

 

治療&経過 ; 東洋医学では、湿気の多い時期に悪くなる疾病は、『水毒』と説明。 陰性食品の制限を指示。鍼治療よりも灸治療の方がより良いと説明し、 患部を中心にカマヤミニ灸を施行。最初は熱く感じませんでしたが、其のうち 熱く感じるようになり、火鍼や吸玉も施行。漢方薬は、裏寒に附子理中湯、 帯状疱疹後神経痛に対して牛車腎気丸、桂枝茯苓丸加薏苡仁、駆瘀血を パワーアップするために、大黄牡丹皮湯や通導散を加味。すると、朝の症状が和らぎ、今年は台風が多く湿度も高いことが多かったわりには、楽で7月中旬には、自転車にも乗れるようになり、次いでバイクにも乗れるようになりました。7月末で当初の3/10。日常生活上の支障はかなり減っています。此の方も、こんな 治療法が有るとは夢にも思わなかった。ーーーと言われました。

 

 

【コメント】(症例5)に続き、帯状疱疹後神経痛に対しても、『水毒』として同じ戦略でお灸で熱を

入れていきました。10日程で症状はかなり軽減し、痛くて乗れなかった自転車にも乗れるようになり、湿度の高い日が続くわりには、症状は悪化せずに改善しました。痛み止めの治療とは全然違うとハッキリ言われました。東洋医学では『冷えると痛む』が真実で、治療法は『温める』です。お灸で温め、水を飛ばしたのが効果的でした。

 

 

 

 

(症例7)17歳、女

 

C.C. ;左顔面の水疱形成と痛み

P.I.  ;○月29日左顔面の水疱形成と痛みが生じ、近医受診。帯状疱疹の診断を受ける。鎮痛剤などを服用しても、痛みが止まらず夜間不眠が3日続くため、○月31日当院受診。苦痛様顔貌で左顔面頬部から耳にかけて水疱形成、発赤、滲出液あり。

 

治療&経過;左顔面の帯状疱疹は、経絡では陽明経と少陽経なので手足の陽明経と少陽経の栄穴に置鍼。手では少し良いかな、足に鍼を刺した瞬間『全然違う』と一言あり。15分後、疼痛はほぼ軽減。苦痛様顔貌の中に笑いが出ていました。漢方薬は左なので肝火・湿熱で竜胆瀉肝湯と五苓散を投与。4日後、母親受診。鍼治療当日(○月31日)は夜熟睡出来たよし。水疱は枯れているとのことで、柴胡清肝湯を投与。1週間後治癒。

 

【コメント】鍼治療を手・足と遠位にしたにも関わらず、著効を示した症例です。西洋医学での帯状疱疹治療は経験ありませんので、わかりませんが、耳鼻科の主治医からは、最低1~2ヵ月かかると言われたそうです。この症例を含めて、鍼治療や漢方治療でいくと、早いのではないかと愚考しています。

 

 

 

 

(症例8)73歳、女性

 

C.C.;右背部の帯状疱疹後神経痛

P.I.;5年前帯状疱疹になり、皮膚科で治療したが、右背部の帯状疱疹後神経痛になり、夜間痛がひどく不眠のため、麻酔科でブロックを6回、リリカなどの痛み止めを服用しているが、それでも痛みがひかない。諦めていたが、息子が漢方薬や針灸治療でどうにかなるかもしれないと平成27年12月12日受診。

 

鍼灸や漢方治療は一度もしたことが無いですがーーとの由でした。

 

治療&経過;陰性食品の制限を指示。鍼治療は調気し、胸鎖乳突筋の圧痛強く横刺施行。頸背部の凝りに置鍼。患部は夾脊に灸頭鍼、吸い玉を施行。漢方薬は裏寒に附子理中湯、葛根加朮附湯、桂枝茯苓丸加薏苡仁湯、十全大補湯などを投与。2週間後、奥の方のウズク痛みは取れて、夜中にいつも2回は痛みのために眼が覚めていたのがなくなった。

6時間は寝れている。時々痛みがある。一ヵ半後、当初の5/10以下。時々表面がチカチカ、ジカジカする。3ヵ月後、疼痛の範囲が10cm×10cmと狭くなり、当初の1/10となり、非常に楽になりましたと一言あり。

 

【コメント】帯状疱疹後神経痛の方で、麻酔科でブロックをしてもリリカなどの鎮痛剤を服用しても痛みがとれないため、諦め途方に暮れてありました。治療方法を東洋医学に変えられ、陰性食品の制限をして、漢方薬や鍼灸治療で、『温め・水をさばく』治療をすると、西洋医学の治療ではとれなくて、夜中に眼を覚ますような痛みが生じなくなりました。

不思議な経過です。患者様は、『最初から或いは途中からでももっと早くこの東洋医学の治療をすればよかった』と言われました。このような症例を経験するたびに、治療方法は一つではなくて、幾つも知っておくと、医者も患者も救われると思いました。

 

 

 

 

(症例9)68歳、男性

 

C.C.;左顔面~左頸部・前胸部の帯状疱疹

P.I. ;名古屋に住んでいるが、同窓会で八女市へ帰って来た。2日前より左顔面・頸部・前胸部に水疱が出来始め疼痛もある。以前帯状疱疹にかかったことがあるので、ピンときた。漢方薬で治療できますかと依頼あり。

 

治療&経過;陰性食品の制限を指示。発症状況より熱毒・湿熱・水毒として温清飲、黄連解毒湯、竜胆瀉肝湯、五苓散などを投与。鍼治療は広範囲でもあり、希望されず。4日後受診。漢方薬を飲み始めて、痛みは消えた。水疱も枯れてきた。以前名古屋では、2回/日点滴をしても、痛みはひかずつらかった。何もかもで三ヵ月かかった。全然違うと一言あり。明日名古屋へ帰るのでとのことで、更に漢方薬を一週分処方す。

 

【コメント】この方は、2回目の帯状疱疹で鍼治療は希望されず、漢方薬だけで加療しました。点滴で治療した時よりも、痛みが早く引き、経過が全然違うと言われました。漢方薬でも結構いけることを証明してくれる症例だと愚考しています。最近腰痛症で加療中の方が、右前胸部~右背部左背部にも発赤と疼痛があり、加療しましたが、夜間痛がひどく入院されました。熱毒、湿熱、水毒の見極めが甘く、漢方薬の量が足りなかったかと反省しています。

 

 

◆症例のサマリー

 

症例

疼痛

前回治療経過

今回治療経過

特記事項

1

鍼治療で消失

2ヵ月

11日

2回目

2

鍼治療で消失

 

5日

 

3

鍼治療で消失

 

3日

 

4

灸、刺絡後吸い

 

3日

 

5

灸、吸玉

 

1ヵ月半で2/10

1年前発症

6

灸、吸玉

 

3/10

5年前発症

7

鍼で消失 

 

3日

主治医からは要1~2ヵ月

8

灸、吸い玉

 

1ヵ月半で5/10

3ヵ月で1/10範囲狭小

5年前発症、ブロック無効

9

漢方薬

3ヵ月

10日

2回目

 

 

◆◆結語ー症例からわかった2~3の事柄◆◆

1、帯状疱疹新鮮例

・鍼灸治療と漢方薬治療(利水剤ほか)で、水疱は3日ほどで枯れ、早期に治癒が可能である。

・疼痛は鍼治療直後に軽減消失する。

・『熱毒』『湿熱』『水毒』の単独例か混合例かの見極めが大事。

 

2、帯状疱疹後神経痛

・灸治療が奏功する。

・刺絡後吸い玉の併用は必須

・漢方薬駆瘀血剤などの使用がポイント。

 

3、患者さんの意見として(西洋医学の治療を経験した方の中に)

※『最初から或いは途中からでもこの治療をすれば良かった。』

※『こんな治療方法がある』なんて思いもしなかった。

※『こんな治療方法がある』なんて夢にも思わなかった。

 

4、抗ウイルス剤を使わずに、漢方薬や鍼灸治療でも対応できる症例もあり、別の治療方法として期待出来るかもしれない。

 

 

当院について

自然
50歳をすぎて始めた東洋医学の治療効果--西洋医学だけの時よりも患者さんの治り方があきらかに違う。
人が本当に治るというのはこんな治り方をするのかと感激しさらに東洋医学のふかみにはまりました。
整形外科以外の他科疾患--例えば眼科、耳鼻科、精神科、皮膚科などの症例もすこしづつ増えて本当に治っていきます。
そんな方々の声があります。
患者さんと私や当院のスタッフはその事を知っていますが、それ以外の人はほとんど知りません。患者さんの了解を得て『患者のこえ』の作成を思いつき、それを公開しようと考えました。色々やってみたが--、体質とあきらめている。年のせいとあきらめている。等等--東洋医学の門をたたいてもらえれば一助になるかもしれません。

医院概要

【住所】〒834-0005
福岡県八女市大島18-1
【院長】樋口 理
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土曜日午後・日曜日・祝日