論文タイトル

50.各種シビレへのアプローチ

 

各種シビレへのアプローチ

ーそれからわかった2~3の事柄ー

 

東洋医学ひぐちクリニック
樋口 理

 

 

 西洋医学では、シビレは末梢神経障害で起こり、手術をしても残る可能性の高い症状であり、積極的な治療方法は無いと思われます。
 一方、東洋医学では、「気・血・水」が関連しますが、気は気虚・気滞、血は血虚・血瘀・瘀血、水は水毒があると思いますが、今回の私の症例では、気・血が関連している症例もありますが、ほぼ全て『水毒』。(私の独断と偏見と認知症が多々加味されています。)西洋医学にはない概念ですが、体内に水が停滞、溜まると考えます。
 もし水が溜まると仮定すれば、重力の法則で一番低い所(手足の末梢の末端)に圧倒的に多いと思いますから、重力の法則と一致しています。そして、床上浸水理論で中枢側へ溜まり、治るときは床下へ水が引いて行く様なイメージで症状が軽減して行きます。
 先ず、シビレについて考えてみます。長時間正座をすると足がシビレて立てなくなった経験をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、このしびれは神経がらみなのか?
脚を伸ばすとしびれは比較的短時間にとれ、そのとき脚が温もるような感覚が伴うこともあります。脈管が圧迫されおこるかな?ボーリングをしすぎて指がしびれる。
edgeで直接神経の圧迫が原因か。結構症状が永く続きます。手根管症候群のシビレ;TVの健康番組では手を挙上してグーパーグーパーすると現象論としてシビレは軽減する(Rising Test)と説明していますが、何故軽減するかは?。
東洋医学では停滞している水;重力の法則で下へ動くからと説明し理解できると思います。
 従って東洋医学的には、シビレは神経がらみの症状はなく、軟部組織に水が入り込み内圧が上がった圧迫症状と考えられます。西洋医学では、神経がらみの症状としますから、病名は座骨神経痛、腰部脊柱管狭窄症、頚椎症性神経根症、手根管症候群、脳血管障害後遺症、知覚神経損傷などとなります。
 治療方法は、水分制限を柱に軟部組織より水を抜き、あるいは水を動かし、内圧を下げるという事になります。漢方薬の世界ではシビレは血虚、色々チャレンジしましたが、なかなか難しく限界かなとあきらめムードでした。が、鍼や刺絡(瀉血のことです)治療をしてみると反応あり。それも鍼治療の15~30分という短時間で患者様が実感されます。
 方法は、先ず仰臥位で指の間に鍼をします。手にするのを八邪、足にするのを八風といいます。鍼をすると気・血・水が動きますから、シビレの原因の水も動き、症状は軽減するという訳です。但し、気・血・水は体のくびれの箇所で滞るという原則がありますから、その処置も必要です。一番大きなくびれは頸部ですから、この部位の処置が
最重要となります。体幹と上肢、体幹と下肢の繋ぎ目の処置ももちろん大事です。
 各種シビレへのアプローチの症例がかなりの数(数十例)にのぼり、ほぼ全例でシビレの軽減消失をみています。代表的な症例を提示し、サマリーをまとめ、最後にそれらからわかった2~3の事柄を述べ、結語といたします。

 

 

≪症例1≫安◇清◆;75歳、女性

C.C.;腰痛症、右手指~上肢のシビレ感、こわばり感
P.I.  ;2ヵ月前より、腰痛出現。ほぼ同じころより右手指~上肢のシビレ感、こわばり感出現。シビレ感はだんだん範囲が広がりひどくなくなり、とれない。

 

治療&経過:まず、陰性食品(茶6杯、水4杯)の制限を指示。鍼治療は八邪(指の間)、肘に灸頭鍼、天宗(肩甲骨棘下のツボ)に刺絡後吸い玉施行。手指爪の生え際の井穴に刺絡施行腰は、膝3穴(肘にある腰痛のツボ)に置鍼して腰以下の運動(遠位置針ー運動療法)を10分施行。漢方薬は、六君子湯、薏苡仁湯、八味丸、桂枝加朮附湯、桂枝茯苓丸などを投与。
腰痛は早々に消失。シビレはまず、上肢のシビレ感が無くなり、指の付け根(MPJ)から先にシビレあり。仕事をするとシビレが強くなる。そこで再度水分チェック。汗をかくので、水分とっている→更なる制限指示。すると手指のシビレは指の付け根からあったのが、先の方だけになった。いつもの処置に加えて『火針』(タングステン鍼を真っ赤に焼いて速刺速抜;経絡の流れを良くし、更にアイロンをかける意味がある)を施行。
直後に「どうですか?」と聞くと、指先を何度も擦り合わせて「シビレは、あら?無い。」との弁あり。シビレは火針後生じていない。

 

【コメント】本例のような経過ー床上浸水理論でシビレは末梢より上肢へ広がり、治るときは更に水が床下へ引いて行くイメージで治って行かれます。

 

【参考】『火針』について

⑴『霊枢』経筋編では
「火針を速刺速抜せよ。知るを以て数と成す。痛を以て愈と為す」
(火針は速刺速抜し、効果があれば、それで治療を終えなさい。痛い所が治療点である)と述べられている。

⑵高知県の西田晧一先生は、火針の五つの効果機序をあげられている。
①火を用いて扶正助陽・温通経絡する
②皮膚に穴を開けて邪気(お血や水気、余分な熱)を除く。
③熱を用いて熱邪を取る。
④痛みと痒みを取る。
⑤麻痺を取る。

⑶賀普仁氏は、三通法を
①微通法(刺針、皮肉針)
②温通法(施灸、灸頭針、火針)
③強通法(刺絡)
     
と述べられている。
が、『火針』を使った経験からはこの三つを備えた最高の強通法であると考えています。

 

 

≪症例2≫U.N.;59歳、女性
C.C.;右肩痛、右拇指シビレ
P.I.  ;本年3月より、右拇指シビレ出現。右肩痛もあり、頸が原因と言われ、首の牽引治療しているが、シビレ、痛み共にひどくなるため、漢方でどうにかなりませんかと依頼あり。

 

治療&経過;シビレは東洋医学では水毒(水分のとりすぎ)と説明。陰性食品(緑茶、冷麦茶など19杯/日)の制限を指導。鍼治療は右手に八邪、肘に灸頭針、顎肩部の凝りに針、天宗に刺絡後吸い玉施行。漢方薬は六君子湯、薏苡仁湯、桂枝加朮附湯などを投与。
すると、右手のシビレ感じが違ってきた。そして、ほんの少し指尖にシビレありとなり、当初の2~3/10。ほとんど気にならない。同処置に井穴刺絡追加。物にあたるとジーンとしていたのが、しなくなった。シビレほぼ消失。

 

【コメント】床上浸水理論でー床下へ水が引き指尖にシビレが残っているときは、井穴刺絡か火針で皮膚表面を撫でるようにする(アイロンをかけるの意です)とシビレは消失します。

 

 

≪症例3≫H.S.;76歳、男性

C.C.;両足のつり、シビレ
P.I.  ;半年位前より、両足がつるようになり、またシビレもあり、整骨院で治療しているが、よくならない。以前腰部脊柱管狭窄症と言われたことがある。

 

治療&経過;陰性食品(ヨーグルト、トマトジュース、バナナ、冷水、青汁など)の制限を指示。普段より冷水小まめにとる習慣あり、胃腸の調子が悪いとの由。冷水が諸悪の根源かもしれないと説明。治療は百会、関元に棒灸。八風に鍼、足三里に灸頭針。漢方薬は附子理中湯、真武湯、牛車腎気丸、九味檳榔湯などを投与。足のつりは早々に減り、シビレもあったと言う間に、足拇指先に少しあるのみとなり、井穴刺絡を追加し消失。足のつりは起こっていない。
足のシビレもほとんど気にならない。忘れていたが、胃腸の調子もかなりよくなった。治癒。

 

【コメント】患者様は“体を冷やす”陰性食品を知らずに摂取していますから、陰性食品の制限を指導されるだけで、皆さん体調が良くなります。

 

 

≪症例4≫M.N.;68歳、女性
C.C.;夜になると足がジンジン
P.I.  ;1年前から昼間はどうもないのに、夜になると足がジンジンする。複数の医療機関で検査したが、異常なし。自律神経失調症と言われた。足のジンジンは不思議だが、足を高く上げると楽になるので、いつも足を高くして寝ているとの事。針や漢方でよくなりますかと依頼あり。又リウマチが気になるからと。

 

治療&経過;陰性食品(朝昼夕と3時と寝る前に緑茶2杯×5、10時にコーヒーとオロナミンC、3時にはアクエリアス2杯)を制限。鍼治療は、調気、足に八邪、頸背部の凝りに置針。漢方薬は腹は冷たく、裏寒(内臓の冷え)として附子理中湯合真武湯、桂枝加朮附湯を投与。後日来院されましたが、夜の足のジンジンはその日の夜からなくなったとの事。ビックリしたとーーー1週間で治癒廃薬。

 

【コメント】足を高くするとジンジンは軽くなる。これは何を意味するか?。高いところから低いところへ水が流れたと東洋医学では解釈します。西洋医学にはない概念
『水毒』の典型例です。現象論としては、例えば『手根管症候群でも手を挙げてグーパーグーパー(Rising Test)するとシビレは軽くなります』とTVの健康番組で手の専門医が述べています。
現象論としては知り理解しているが、『水毒』の概念がない為に、もう一歩踏み込めない、解決できないと思います。
この方は陰性食品制限と鍼治療が奏功した例です。
1年間のジンジンが1回の治療でとれたので喜び、娘さんが3週間前から手のシビレがよくならないと遠方から連れてこられました。同じように水毒の治療をして30分でシビレは消失しました。原因は6杯の冷麦茶と2杯のプーアール茶でした。

 

 

≪症例5≫ T.T.;37歳、女性
C.C.;手足のシビレ、手の皮が薄くなった。
P.I.  ;H25.7 大腸癌の手術施行。抗癌剤の投与後手足のシビレ出現。主治医からシビレは、抗癌剤の副作用なので、治療法は無いと説明されたが、不愉快で仕方が無い。漢方や針灸などで、どうにかなりますかと依頼あり。

 

治療&経過;東洋医学ではシビレは水毒が圧倒的に多いと説明すると、抗癌剤の投与で点滴を始めると、手足がむくみ、シビレがひどくなり、看護婦さんからおしぼりで温めてもらうと軽くなったと言われました。手に八邪を施行し、肘関節の圧痛部に灸頭針、天宗に吸い玉、頸背部の凝りに置針。漢方薬は抗癌剤治療後の疲労感強いため、気血両虚として十全大補湯を投与。
鍼治療のたびにシビレは軽減し6回の治療で消失しました。
又足のシビレには、足関節が重いとの訴えもあり、踵痛の針を一緒に施行。
直後に、足の重い感じは消失し、シビレも軽減しました。

 

【コメント】シビレは西洋医学では神経がらみの症状ですが、東洋医学では水毒が圧倒的に多く、他に血虚や肝鬱があります。
いつもの様に水毒に準じて、鍼治療を施行し症状は軽減消失しました。
私の経験では、抗癌剤の副作用としてのシビレは本例を含めて3例しかありませんが、最初の1例は火針2回で簡単にシビレはとれました。2例目は半信半疑で脱落。本例が3例目で、普通の水毒と同じ様な経過で治りました。西洋医学では、積極的な治療法がなく泣き寝入りしている方が多いと思われます。
この方は、5月の連休に缶ビールを飲まれ、シビレが再度出現し、さらなる納得をされました。症状に再現性があり、治療で消失しました。やはりこのシビレは水毒でした。
抗癌剤の副作用としての末梢神経障害ではないようです。

 

 

≪症例6≫□.×.;52歳、女性

C.C.;頸部痛、左上肢のシビレ感
P.I.  ;平成25年11月24日の交通事故で受傷。頸部痛、左上肢のシビレ感を訴えられて平成25年11月28日受診。

 

治療&経過;先ず漢方駆瘀血剤を投与し、鍼治療も施行。左上肢のシビレ感に対して利水剤を中心に血剤を加味して投与。軽減はするものの反応が今一つ。火針・井穴刺絡もしましたが12月に入っても、ジンジン・シビレの訴えが続きました。経過が水毒のシビレとは異なり、迷ったあげくヒョットしたらと思い四逆散ベースに変更しました。これがヒットし2日目よりシビレの訴えは消失しました。

 

【コメント】西洋医学一辺倒の時は、シビレはビタミン剤が中心で効くのか効かないのかわからないような状態で、逃げる意識が強かったのですが、東洋医学ではアプローチできます。『水毒』の概念から抜け出さず、迷ったあげくの四逆散ベースがヒットし2日目よりシビレの訴えは消失しました。患者様はビックリ、「漢方はこんなに早く効くのですか?」と。水毒のシビレは、床上浸水理論で床下へ水がひくイメージで、時間はもう少しかかり、シビレの範囲も徐々に下がり最終的に指先だけになりますと説明。ストレスのシビレは初体験と話し、『漢方は凄い』と二人で話し合いました。ストレスでシビレが起こることを教えて貰いました。その後は経過良好で廃薬。先入観念で物事をみてはいけない。経過が典型例と異なる時は、戦法を変えることの重要性を思い知らされました。この症例は早く気付いてあげれば、不愉快な症状からもっと早く解放されたかもしれません。反省させられた症例です。

 

 

≪症例7≫○.◆.;13歳、女性

C.C.;右手がシビレて、鉛筆がもてない。
P.I.  ;○月2日朝より右肩に少し痛みがあったが、登校。徐々に右手にシビレが生じ、鉛筆が持てなくなり、午後早退して受診。半分泣きそうな顔。

 

治療&経過;右手に八邪をし、棒灸をしました。針は初めてで恐そうでしたが、刺入直後に右手指のグーパーを指示すると、違和感が変化したみたいで、顔がほころび、『違う』と一言。15分後鉛筆を持ち、字が書けました。顔はニコリとしていました。

 

 

【コメント】やはり、鍼治療は超速効です。いつも経験する度に、感動します。東洋医学の解釈では、この方は前日の入浴後のアイルクリームが災いして、朝右肩が痛み、
その日の昼食の牛乳で更に冷えて肩の痛みが増強し、水毒としてのシビレも出現し鉛筆が持てなくなったと考えます。治療は針で気・血・水を動かし、お灸で温め、冷えを散らすとなります。わずか15分で症状軽減です。比較的新しいシビレは、この症例の様に簡単にとれます。固定化したシビレ特に下肢のシビレは、水を腎臓・膀胱まであげないと排泄できませんから時間がかかります。西洋医学一辺倒の時は、シビレは解決できない問題で嫌でしたが、解決できると好きになります。本当に人間とはご都合主義とつくづく思います。

 

 

≪症例8≫N.J. ;63歳、女性

C.C.;左足のシビレと痛み
P.I.  ;2年前、自分がドナーとして肝臓を夫に移植。しかし甲斐なく夫が亡くなり、その後2ヵ月して左足のシビレと痛みが出現。治療しているが、芳しくないと受診される。左足は冷えて仕方がない。ホッカロや湯たんぽを使っているけれども温もらない。漢方や針でどうにかなりますかと依頼あり。

 

治療&経過;初診時、裏寒、腎虚として温裏剤と牛車腎気丸を投与し、鍼治療施行するも、経過が何時もと違い、鍼治療でかえって疼痛が増強するとの訴えあり。ご主人の事を聞くと涙ぐみ、すぐに頭に浮かぶとの返事あり。ストレスかもしれませんよと説明し、処方変更。四逆散と五積散を投与。1週間後、漢方を変えてもらってから、漢方薬は甘く、飲むと足が温もってくるのがわかったとの事。3日目から全然違ってきた。腰のヘルニアが原因と思っていたのに、こんな事もあるんですねとビックリされるや痛みが軽減して嬉しいやらでした。

 

【コメント】整形外科では、痛みの原因をすぐに品質的変化に求めようとして、画像診断を優先しがちです。そして痛みに対しては“止める”が原則で薬を使います。それでうまくいけば問題なしです。が、本例の様に、ストレスをとる漢方で痛みが軽減すれば、器質的変化は、本当に痛みの原因なのか迷ってしまいます。東洋医学では『冷えると痛む』『通じないと痛む』が原則で、ストレスは『冷え』に働きますから、理解し納得できるのですがーーーー。

 

 

≪症例9≫N.T. ;38歳、女性

C.C.;眠れない、右手がシビレ、右腕が詰まっている。
P.I.  ;5年前の交通事故後、眠れない。右手がシビレ、右腕全体が詰まっている。特に右手首付近の詰まり感はひどい。時々足もシビレる。頭痛もある。自律神経失調症と言われて薬を飲んでいるがよくならない。針と漢方でどうにかなるかもしれないと友人に薦められて受診す。

 

治療&経過;陰性食品を制限。鍼治療は四関穴・三気海で調気。頸背部の凝りに置針。
不眠症の針;四神聡、印堂、頭維、内関、足三里、三陰交に置針。右手に井穴刺絡しドス黒い血液を2~3滴絞り出す。直後に「右手の感じが違う。詰まりは軽くなり、シビレはない」と一言あり。

 

【コメント】
東洋医学の世界では、『不通即痛』(通じざれば即ち痛む)という病理感があります。
人の体のどこかに“瘀血”が生じると、末梢血液循環障害を起こし、それが痛み他の不具合の原因となり、鍼灸治療で“通じさせる”と痛み等の症状は軽快します。此の症例でも、手指先端の井穴に刺絡し、ドス黒い血液を2~3滴絞り出した直後に経絡が通じた証拠として「右手の感じが違う。詰まりが軽くなり、シビレはない」と一言あり。速効です。又、経絡は目に見えませんが、症状が軽くなった事より
『不通即痛』は本当で、鍼灸で簡単に“通じさせる”ことが出来ると結論づけたいと考えます。東洋医学の此の治療法は知らないと損をすると思います。

 

 

≪症例10≫S.T. ;54歳、女性

C.C.;両手のシビレ&疼痛
P.I.  ;3~4年前より両手のシビレ&疼痛が出現し、精査し頸部脊柱管狭窄症と診断された。薬物療法やペインクリニックで治療を受けたが、スッキリせず、黒川式の脊柱管拡大術を受けた。それでも、シビレ&疼痛はとれない。友人から漢方や鍼治療でどうにかなるかもしれないと薦められて受診。

 

治療&経過;シビレは西洋医学では神経がらみの症状、東洋医学では水毒と説明し、陰性食品の制限を指示。鍼治療は調気後、頸背部の凝りに置針。右手のみに八邪と肘部の硬結に灸頭針、頸部の手術痕周囲にも灸頭針、天宗に吸玉。直後にシビレ&疼痛の感じが違うと一言あり。漢方薬は利水剤、駆瘀血剤、理気剤を投与。3週間後シビレは当初の3/10。遠方のため、時々受診されますが、其の度に針灸治療は施行。
自宅でも灸治療を薦める。シビレは雨天前と外食で水分とりすぎるとひどくなるのが分かってきたと。又「台風が九州の東ではシビレは軽く、西側にくるとシビレがひどくなるのがわかってきた」と最近言われました。

 

【コメント】
シビレは西洋医学では器質的病変による神経圧迫症状ですが、東洋医学では水毒。この方は、手術でとれなかったシビレ&疼痛が陰性食品制限と水毒に準じた針灸治療・漢方薬治療をして軽減しました。MRIの画像診断名は頸部脊柱管狭窄症ですが、東洋医学ではこの方は水毒体質でした。西洋医学に水毒の概念がないからーーーー仕方がない。あまりにも可哀想。他に治る手段があれば、患者様はなんでもいいんですよ!

 

 

≪症例11≫○.◆. ;32歳、女性
C.C.;右上腕脇の異常知覚(ジンジンしてヒラヒラ)
P.I.  ;2ヵ月前から洋服があたると右上腕脇がジンジンヒラヒラするような感じがあり、検査するも異常なく、気になって仕方がない。異常もなく治療方法もわからず、ヒョットしたら漢方や鍼治療でどうにかなりますかと依頼あり。

 

治療&経過;右上腕の異常感覚という事で、水毒と考えて先ずアプローチ。漢方薬は利水剤の主方薏苡仁湯をベースに投与。鍼治療は調気後に八邪、肩に灸頭針、頸背部の凝りに置針し、天宗に刺絡後吸い玉施行。1週間後、あまりかわらない。ちょっと経過がおかしいかな?四逆散をベースにすると飲み始めて3日目より違和感が消失したと後日報告あり。水毒の概念先を捨て、経過がおかしかったら方針変更しないと失敗するよと教えられた症例です。というか水毒は末梢、中枢はストレス、日本漢方の胸脇苦満と同じと解釈しましょうと教えてくれた症例です。

 

【コメント】ストレスが原因のシビレは水毒の治療としての鍼治療に反応せず経過が典型例と比べて異なることから容易に鑑別がつきます。又、部位は手足の末梢であれば水は低い所へたまりますから、『間違いなく水毒』、左上腕や脇のシビレであればストレス、日本漢方の胸脇苦満の変形として、最初から四逆散をベースを投与すべきです。

 

 

≪症例12≫T.M. ;45歳、女性

C.C.;左上腕のシビレ
P.I.  ;3年位前より、毎日夕方4~5時くらいになると左上腕のシビレが起こってくる。複数の医療機関で検査したが原因はわからず治療法もないと言われた。又、自律神経失調症とも言われた。漢方薬局でサフランが良いと薦められて飲んでいるが全く変わらない。漢方と鍼治療でどうにかなりますかと依頼あり。

 

治療&経過;陰性食品を制限し、針治療は調気、頸背部の凝りに置針。漢方薬はこれまでに経験したシビレの症例の経過より、中枢側なので、迷わずに四逆散をベースを投与。後日来院、3日目には症状消失し不思議だと。3年間は何だったんだろう?と一言あり。

 

【コメント】私の経験した症例から、シビレの部位が末梢は水毒で、中枢はストレス(肝気鬱結)ではないかと仮説をたてました。その後のストレス(肝気鬱結)の第一例目です。予想に違わず、四逆散をベース投与して3日で症状消失しました。

 

 

≪症例13≫Y.I. ;67歳、女性
C.C.;抗癌剤注射中の手足のシビレ
P.I.  ;胃の痛みや全身のかゆみで時々鍼治療や漢方治療をされている方です。本年8月に肺癌が見つかり、11月から放射線治療と抗癌剤注射が始まりました。患者様が入院中も漢方薬を服用したいとの希望があり、主治医の先生のはからいで特別に服用出来るようになりました。

 

治療&経過;放射線治療と抗癌剤注射中は、気血両虚として人参養栄湯を中心に投与。ご主人によれば他の患者様に比べて比較的元気だったそうです。抗癌剤注射が始まると、手足のシビレが起こりました。点滴の回数が増えるとシビレも増悪する傾向があるとの事で、手足を少し挙上するのと、点滴前に五苓散の服用を指示。後日ご主人より報告有り、シビレは生じなかったとの由。

 

【コメント】抗癌剤注射中の手足のシビレに漢方薬を使ったのは、主治医の先生の了解の元、本例が初めてです。水毒に準じての指導だけでかなりシビレは軽減し、利水剤の五苓散を使用することによってシビレは生じませんでした。シビレは抗癌剤の副作用ではなく、水毒の用です。水毒の概念とその治療法は、他の先生方が概念とその治療法を知り理解し、諸々の治療に応用すれば多大の恩恵のもたらす事が予想されます。又患者様にも、水毒の概念とその治療法を啓蒙すれば、多くの方が恩恵を被る事が予想されます。

 

 

≪症例14≫M.K. ;69歳、女性

C.C.;腰痛治療終了後ポツリと足底のシビレ(あきらめている)がーーー
P.I.  ;腰痛治療は、陰性食品の制限と鍼灸治療と漢方治療で数ヵ月で目処がたったころ、10年前から糖尿病があり、治療している。が、5年前から足底のシビレがあり、主治医からは糖尿病性末梢神経障害のシビレは、「治らない」と言われ諦めているが、不愉快で仕方が無い。ヒョットしたらと思い、治療できますかと依頼あり。

 

治療&経過;足の裏の症状は、当院では鍼治療と吸い玉でかなりの確立で症状が軽減消失することを説明。是非治療してみたいとの事で治療がはじまりました。『陰から陽を引く』を応用し、足底は少陰腎経なので、湧泉に灸頭鍼をして、背部の腎愈に刺絡後吸い玉施行。歩いてもらうと、何か違うとの弁あり。次回受診時には、明らかに軽くなっているとの由。4回の治療にて、ほぼ消失。

 

【コメント】西洋医学一辺倒の時は、足の裏の症状はいくら訴えられても、笑いを取ってゴマカシ、積極的に加療しようと思っても出来ないし、加療しようとも思いもしませんでした。ところが、鍼灸治療を始めると、疼痛疾患は面白いように痛みがとれます。そして、この湧泉腎愈の組み合わせを始めると、足の裏の症状が訴えの種類(真綿、ジャリをふむシビレほか)に関係なく面白いようにとれます。不思議な世界です。

 

 

≪症例15≫○.△. ;81歳、男性

C.C.;脳梗塞後遺症ー左手足がぎこちなく、しびれもある。
P.I.  ;8ヵ月前、脳梗塞の診断を受け、治療した。今も手足がぎこちなく、しびれもあるので、2/週でリハビリをしているいが、一向によくならない。後輩からも鍼灸治療を勧められて受診。

 

治療&経過;陰性食品の制限を指示。鍼灸治療は、丹田に棒灸をし、左手足には八邪・八風をして、経絡上にカマヤミニ灸を施行。運動してもらうと、「動きがスムースになってきた」との弁あり。漢方薬は疎経活血湯を投与し、OTCの補陽還五湯を勧める。2回目の治療後、リハビリの先生から急によくなったと言われたとの由。3回目の治療後、それまでは、車の運転は家内か息子嫁にしてもらっていたのが、自分で自宅の庭で運転してみたらできたので、車で来たとの事。シビレはほぼ消失し、日常生活にもあまり困らなくなったが、毎日朝10時ごろシビレるのが気になるとのこと。お茶か何か飲んでいないかを尋ねると朝8時に仏壇拝む際に茶を一口飲むとのことで、それを中止するように指示。その後、毎日朝10時ごろシビレは消失。確認のため朝10時を止めて午後1時に茶を一口飲んでもらうと2時間後くらいにシビレが出現しました。本人はビックリかつ、『お茶でシビレが起こるとは、生まれてこのかた81年間知らなかった』と言われました。

 

【コメント】脳梗塞後遺症のシビレの症例です。脳梗塞や脳出血にも鍼治療は非常に効果的だと、先輩の教えにもありますし、以前からそう考えていましたが、治療できるチャンスがありませんでした。今回待ちに待ったチャンスに恵まれ、予想したような結果で即効で効果を発揮しました。経絡不通で、『通じさせる』が治療のポイントです。また、シビレはやはり水毒でした。

 

 

≪症例16≫X.Y. ;38歳、女性

C.C.;右手のシビレ(夜間のみ)
P.I.  ;2~3年前から毎年10、11月より3月頃まで、夜になると右手がシビレてくるようになった。寒いと余計に酷くなる。複数の医療機関で精査したが、MRI.CT等では特に異常はなく、薬をもらったが効かない。○年2月8日受診。

 

治療&経過;シビレは、西洋医学では神経がらみで末梢神経障害、東洋医学では水毒(水分の摂りすぎ)と説明するも半信半疑。詳しくは水毒について説明し、納得。また夜間や明け方の不具合は夕食や午後8時以降の陰性食品の影響をうけることを説明。鍼灸治療は希望されず。漢方薬は裏寒に附子理中湯、桂枝加朮附湯などを投与。1週間後受診。午後8時以降陰性食品を制限し、漢方薬を飲んで、2日目より『劇的にシビレはとれた』と、ビックリ嬉しそうに言われました。

 

【コメント】
此の症例のように、ある時間のみ症状出現する場合は、必ず原因となる事柄がありますから、それを突き止め教えて上げると、症状の軽減消失をみると思います。午後8時以降の冷水摂取を制限するだけでも、シビレはとれたかもしれません。

 

 

 

≪症例17≫N.R. ;45歳、女性

C.C.;右手のシビレ、寒くなると感覚がなくなってくる。
P.I.  ;15年位前から右手のシビレが出現。寒くなると感覚がなくなってくる。複数の医療機関でMRIなどの検査をしたが、特に異常は無く、首の治療や内服治療をしばらくしたが、全然変化なく今はなにもしていない。友人から、当院でシビレが簡単に治ったという話を聞き、△年2月10日受診。

 

治療&経過;シビレは東洋医学では、水分の摂りすぎが大きな原因と説明すると、水分は努めて摂っているとの由。水分制限を指示。裏寒ひどく丹田に棒灸施行。右手には八邪し、カマヤミニ灸施行。その後大椎にも棒灸施行。最後に右手井穴に刺絡施行。直後に手が軽くなり、動かしやすくなったと一言あり。漢方薬は裏寒に温裏薬、手の
シビレには利水剤を投与。2月の寒波襲来でも寒くなると感覚がなくなってくるという訴えが軽減し、シビレもほどんと起きずに、喜ばれました。

 

【コメント】症例17に続き右手のシビレです。右上半身のシビレ他の症状は、東洋医学では水毒のことが圧倒的に多く、その時は水分制限と利水剤の投与、並びに鍼灸治療を併用すると、比較的早期に症状の軽減をみます。西洋医学一辺倒の時には、症状と画像診断を結び付けがちでしたが、東洋医学のみでやってみると、画像診断上の器質的変化とはあまり関係ないようです。(私の独断と偏見と認知症が多々加味されていますが・・・・・・)
本例は、鍼治療直後に『手が軽くなった』と言われますが、日常生活では不具合はあっても重いとは感じていないかも?。処置して気血水が動いて始めて感じられるようです。これを実感された方には、『鍼灸治療で軽くなり、家に帰って重くする』と説明すると大いにうけます。

 

 

≪症例18≫ N.M ;67歳、女性

C.C.;しもやけと左手のシビレと左肩の夜間痛
P.I.  ;ここ数年毎年寒くなると手にしもやけができ、痛くてむくんで台所仕事が全くできない。軟膏を塗ったりしているが、変わらない。また2年前に手根管症候群で手術をしたが、シビレはとれないと言われた。諦めているがどうにかなるなら一緒に治療して欲しい。今回しもやけはひどくて、ジュクジュクでむくんで物をつかめないし、痛みも強いので、先にしもやけの治療をして欲しい。左肩が夜間痛みがひどくて寝れないこともあるので
それも治療してほしい。

 

治療&経過;しもやけもシビレも東洋医学では水毒(水分のとりすぎ)が関係しますと説明。陰性食品の制限を指示。原因は共に水なので、しもやけもシビレも同時に治療できますよと説明。治療方法は漢方薬にも鍼灸治療にもたくさんあること伝えるとホットしたようで・・・、治療開始。まず、裏寒に附子理中湯、しもやけに当帰四逆加茱萸生姜湯、桂枝茯苓を投与。しかし、粉薬が苦手とのことで中止。結局鍼灸のみで加療。鍼灸治療は丹田・大椎に棒灸施行。
指には火鍼や刺絡を施行。紫雲膏湿布を指示。指は3回の火鍼や刺絡でジュクジュクでむくむ状態はすっかり影を潜め、また痛みもひき物を握れ、台所仕事に支障がなく大喜びです。夜間痛は刺絡後吸い玉で毎日痛かったのが、痛くない日が出現するようになり、2週間ほどで痛まなくなりました。
シビレはしもやけの治療をいしている内に、指の中枢側よりシビレの範囲が末梢側へと狭くなり(床上浸水した水が床下へ引いて行くように)、指末端に限局した段階で最後の仕上げに火鍼を施行。
以後シビレは消失。主治医から『シビレはとれない』と言われたのにとれて不思議そうでした。

 

【コメント】指先のシビレは水毒の概念と鍼灸治療で、今回の諸々の症例では比較的簡単に消失してしまいます。そうなると、西洋医学では、シビレは末梢神経障害で、脊髄レベルでの病変がその主因とされていますが、疑問が残ります。また手根管症候群のシビレはその原因を横手根靭帯で正中神経を圧迫して起こるとされていますが、本当か?。本例では、手術で横手根靭帯は切離され、手根管の開放術が施行されています。そして残ったシビレに対して、水毒として鍼灸治療を行ったところシビレは消失しました。これは何を意味するか?シビレの本態は水毒であることを証明していると愚考します。東洋医学では、水が入り込みシビレを生じ、水の性質;寒擬で横手根靭帯が縮むとなり、横手根靭帯が縮んだことがシビレの直接原因ではないと考えます。西洋医学は人体の反応の結果をみて、それを原因として治療戦略を立てている。だからシビレはとれにくい症状となるのではないかと愚考しています。術後の症例でこの治療戦略でシビレが取れれば、水毒を説明できると、以前から考えていましたが、手術例は主治医以外を受診することが少なく、私にとっては、待ちに待った症例で、狙いどおり証明できたのではないかと思います。

 

 

≪症例19≫Y.S. ;32歳、男性

C.C.;左前腕尺側~第4・5指のシビレ
P.I.  ;平成28年5月に運動中転んで左前腕尺側を切った。近医で創縫合したが、傷は治ったもののややケロイド瘢痕状。創痕より末梢第4・5指の所までシビレ感が残存した。違和感が嫌で、主治医に相談したが、皮膚の知覚神経を切っているかもしれないので、治らないと言われた。放置。当院でシビレが治ると聞いて遠方より受診される。

 

治療&経過;シビレは東洋医学では水毒(水分の摂りすぎ)が圧倒的に多いことを説明し、神経がらみでも、経絡を使えば治療出来ることを説明。『治したい』との由で治療開始。陰性食品を教え、これを制限(お茶9杯、ビール3本)を指示。針灸治療は調気し丹田に棒灸。胸鎖骨乳突筋の圧痛強く横刺施行。左手には八邪、肘関節部に灸頭鍼。ケロイド瘢痕状範囲には刺経後吸い玉施行。左第4・5指にも井穴刺絡施行。頸背部の凝りに置針。大椎にも棒灸。その後、右下肢の条口→承山に透針して、遠位置針ー患部運動療法開始。途中で、シビレ・違和感が違って来たとの弁あり(5/10位との由)。漢方薬は、治打撲一法、桂枝茯苓丸、疎経活血湯などを投与。1週間後受診。前回治療後よりもさらにかなり良い。同じ治療をして治療直後にはほとんど良いとの由にて治癒。

 

【コメント】外傷後の知覚障害の例は本例が初めてです。が、他の症例と同様のアプローチで加療し、治療直後に症状の軽減をみました。2回の治療で事なきを得ました。ポイントは、水毒は一番弱い所に出現する及び経絡不通を『通じさせよう』です。

 

 

≪症例20≫O.Y ;55歳、女性

C.C.;右手のしびれと痛み、左環指のシビレ
P.I.  ;半年位前から右手のしびれと痛み、左環指のシビレが出現。近医で手根管症候群と言われ、手術を勧められた。手術はしたくないし、以前当院でシビレが鍼治療で簡単にとれたのを思い出し受診。ホットフラッシュの漢方薬を飲んでいるので鍼治療だけをしたい。

 

治療&経過;陰性食品の制限を指示。丹田に棒灸、手指に八邪、肘関節に灸頭鍼。大椎に棒灸後、手指に井穴刺絡。ホットフラッシュが強くて、受診の間が空いたが、右手は中指のシビレは指の付け根から第一関節までと範囲が狭くなった。左手環指も範囲が狭くなり、第一関節の尺側のみとなった。同様に、八邪等施行し、手指に井穴刺絡施行。指末端になったところで、仕上げに火鍼施行し、シビレ消失。

 

【コメント】手根管症候群の方ですが、水毒として加療し、床上浸水理論どうり指の中枢側より末梢へとシビレの範囲が狭くなり、仕上げに火鍼をしてシビレの消失をみました。シビレは圧倒的に水毒が多いと思います。水毒だから、手根管症候群として横手根靭帯の解放術をしてもシビレが残ると愚考します。

◆シビレの症例サマリー

 

部位

西洋医学診断

東洋医学診断

治療経過

1、右手指→上肢

水毒

上肢→手指尖で火針で消失

2、右手拇指

頚椎症

水毒

拇指尖のmで井穴刺絡で消失

3、両足

腰部脊柱管狭窄症

水毒

足→拇指尖のみで井穴刺絡で消失

4、足(夜間のみ)

自律神経失調症

水毒

当日には消失

5、手足

抗癌剤の副作用

水毒

6回の治療で消失

6、左上肢

交通事故

(水毒→)肝気鬱結

肝気鬱結で2日で消失

7、右肩→右手

急性発症 ?

水毒?冷え?

灸治療15分で消失

8、左下肢

座骨神経痛

(腎虚→)肝気鬱結 

肝気鬱結で3日で消失

9、右手

5年前交通事故後の自律神経失調症

瘀血、経絡不通

井穴刺絡→直後に軽減消失

10、両手

頸部脊柱管狭窄症術後

瘀血、気滞、水毒

漢方薬と鍼灸治療で軽減

11、右上腕脇

検査で異常なし

(水毒→)肝気鬱結

肝気鬱結で3日で消失

12、左上腕

自律神経失調症

肝気鬱結

肝気鬱結で3日で消失

13、手足

抗癌剤の副作用

水毒

五苓散服用でシビレ生じない

14、足底

糖尿病性末梢神経障害

水毒

灸頭針+吸い玉で消失

15、左手足

脳梗塞後遺症

水毒、経絡不通

灸治療で速攻

16、右手(夜間のみ)

検査で異常なし

水毒

2日目から消失

17、右手

頚椎症?

水毒

灸+井穴刺絡で軽減消失

18、左手

手根管症候群術後

水毒

鍼灸治療+井穴刺絡で軽減消失

19、左前腕~4·5指

切創後遺症

瘀血、水毒、

経絡不通

鍼灸治療+遠位置針-患部運動療法で軽減消失

20、右手と左環指

手根管症候群

水毒

鍼灸治療+井穴刺絡で軽減消失

 

 

※※シビレの症例から分かる2~3の事柄

 ①水毒のシビレ

  ・圧倒的に多く、手足の末梢に生じる。

  ・鍼治療で速やかにシビレは軽減・消失する。

  ・床上浸水理論でシビレは広がり、治っていくのは床下へ水が引く感じで治る。

 

 ②ストレス(肝気鬱結)

  ・上腕内側、脇など中枢側に生じる。

  ・鍼治療に反応しいくい、或いは経過がおかしい。

  ・四逆散をベースに漢方薬処方;3日以内に効果あり。

 

 ③経絡不通

  ・鍼灸治療にて早期に改善消失。

 

◆西洋医学の病名

 自律神経失調症、腰部椎間板ヘルニア、抗癌剤の副作用、頸部脊柱管狭窄症、

 頸椎性神経根症、腰部脊柱管狭窄症、 手根管症候群(術後)、脳梗塞後遺症

 知覚神経損傷、糖尿病性末梢神経障害ーーーなど。

当院について

自然
50歳をすぎて始めた東洋医学の治療効果--西洋医学だけの時よりも患者さんの治り方があきらかに違う。
人が本当に治るというのはこんな治り方をするのかと感激しさらに東洋医学のふかみにはまりました。
整形外科以外の他科疾患--例えば眼科、耳鼻科、精神科、皮膚科などの症例もすこしづつ増えて本当に治っていきます。
そんな方々の声があります。
患者さんと私や当院のスタッフはその事を知っていますが、それ以外の人はほとんど知りません。患者さんの了解を得て『患者のこえ』の作成を思いつき、それを公開しようと考えました。色々やってみたが--、体質とあきらめている。年のせいとあきらめている。等等--東洋医学の門をたたいてもらえれば一助になるかもしれません。

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