論文タイトル

12. 今夏水分制限で良くなった方々のアラカルト

12.今夏水分制限で良くなった方々のアラカルト


今夏水分制限で良くなった方々のアラカルト

 水、お茶、コーヒー、青汁、ビール、果物等の陰性食品を制限し、更に医原性の冷え:消炎鎮痛剤、湿布を止めさせ、漢方と鍼灸治療で温めてあげると、皆さん浮び上がってこられます。

当院で最近経験した症例を記載します。こんな治療法もありますので、お困りの方は、よろしければ試して実感されて下さい。



症例1】O.H.、41歳、女性
C.C. :両手足の膿疱症、首肩の凝り
P.I.  :3年前より両手足の膿疱症があり、治療しているが良くならない。漢方でどうにかなりませんかと依頼あり。首肩の凝りも一緒に治療して欲しい

治療&経過
H25.7.1.:初診。食事チェック

     10時           3時          寝る前
  朝         昼          夕

  水1         麦茶1        冷麺、生野菜
冷コーヒー1     冷コーヒー1      ビール
                    甘い物         冷コーヒー
                   冷コーヒー1
上記の陰性食品を 出来るだけ制限を指示。

 治療一鍼  :調気、頸背部の凝り、右肩の
          細絡に刺絡後吸い玉施行。
          直接に頸背部の凝りはかな
          り軽減したとの弁あり。
    漢方  :朝     昼     夕
        六君子湯  薏苡仁湯  薏苡仁湯
         桂枝加朮附湯 桂枝加朮附湯

H25.7.6.:膿疱症手はだいぶよい。汗の出が
      よくなった。右の肩凝りあり。

 治療一鍼  :両足に八風、右の肩凝りに
          対して、刺絡後吸い玉施行。
          右上半身の愁訴は、東洋
          医学では水の影響と説明し、
          納得される。
    漢方  :朝     昼     夕
       六君子湯  加味逍遥散 薏苡仁湯
                     桂枝加朮附湯
H25.7.9.:調子が良い
H25.7.20.:調子が良い
H25.7.30.:調子が良い

コメント:東洋医学の水毒:右上肢と左下肢の症状は水の影響、一番低い所に水が溜まり生じる事に対して、この方は理解納得してくれました。そしてスーット治って行かれました。

症例2】S.O.:18歳、男性
C.C.:蕁麻疹
P.I.:1ヶ月前より蕁麻疹が出現。夕方より全身に、特に大腿~足の裏がひどく、翌朝には口唇まで腫れている。アレルギーと言われて薬を飲んでいるが、よくならない。漢方で治して欲しいと来院される。

治療&経過:
H25.8.12:初診。食事チェック。

下記の陰性食品を極力制限を指示

      10時       3時          入浴後
  朝         昼          夕

 冷コーヒー1   冷茶500cc      冷茶500cc
      冷茶2       ジュース         冷茶2
                甘い物

   治療一鍼:痒みの穴位に置鍼30分
        直後に膨疹やや軽減す。
  治療一漢方朝     昼     夕
         六君子湯 消風散 消風散

H25.8.16.:蕁麻疹のでかたが違ってきた。
H25.8.20.:夜の蕁麻疹全体的に少なくなってきた。
H25.8.26.:夕方出る。再度昼間の水分制限を指導する。
H25.9.2.:夕方出なくなった。

コメント:最後にこんな簡単な事が原因だったとはーーと言ってくれました。

症例3】Y.T.:63歳、女性
C.C.:両肩関節痛、両手関節痛、両栂指関節痛
P.I.:3~4年前より両肩関節痛出現、昨年10月より両栂指関節痛・こわばり感も出現。
   湿布や痛み止めを飲んでいるが、よくならず、本年1月から両栂指関節痛も出現し治療しているのに痛みの箇所が増えてくるのでおかしいと思い、漢方でそうにかならないかと受診される。

治療&経過
H25.7.9.:初診。水分チェック
      10時      3時      
  朝       昼       夕

  生野菜     緑茶1    緑茶1
  緑茶1
      緑茶1       緑茶1
上記の陰性食品を出来るだけ制限を指示。

治療一鍼:調気、頸背部の凝りに置鍼、細絡に刺絡後吸い玉施工。
治療一漢方朝     昼     夕
    六君子湯 薏苡仁湯  薏苡仁湯
       桂枝加朮附湯  桂枝茯苓丸

H25.7.11.:すこし違ってきた。
      鍼-左手に八邪、右足に八風
H25.7.13.:足がほてると訴えあり。
投薬変更
  朝       昼       夕
六君子湯   薏苡仁湯   六味丸
       桂枝加朮附湯 三物黄芩湯
H25.7.16.:こわばり感は軽減。右肩はよいが、左肩はまだ痛む。
鍼一左手に八邪、左肩に灸頭鍼、頸背部の凝りを処置し、天窓に吸い玉施行。
H25.7.18.:左肩のどうしようもない痛みは無くなった。両手のこわばりが小指にのみある。鍼一八邪、背部に長鍼で横刺施行。
H25.7.20.:右手に八邪、肘に灸頭鍼施行。食事をやや制限。
H25.7.24.:あしのほてり気にならなくなった。手のこわばりかなり減った。拇指の痛みが少しある。
H25.7.29.:午前中左の小指にこわばり少しある。夕食で茶少し飲んでいる。朝の不調は前日の夕食以降が原因と説明し、納得のもとにこれを中止させる。
H25.8.3.:こわばりも痛みもほとんど無い。

コメント:食事とお茶で悪くしていたなんてーー八女は茶所だから、他にも沢山の人が知らずに居るでしょうと。他の人にも教えてあげると言ってくれました。

症例4】K.S.:60歳、男性
C.C.:右上肢痛
P.I.:7月10日ころ右上肢痛出現。諸検査で頸部のヘルニアの診断がつき、リハビリ
   目的で受診。痛みは冷房や扇風機でひどくなる。
治療&経過
H25.8.23.:初診。水分チェック。
 

起きてすぐ    10時    3時     入浴後
       朝      昼     夕

     ヨーグルト  トーフ    生野菜
      バナナ   緑茶1    緑茶1
     緑茶1/2
麦茶1                   麦茶又はコーラ
上記の陰性食品を出来るだけ制限を指示。

治療一鍼:右手に八邪、肩に灸頭針、頸肩部の凝りに針
治療一漢方朝     昼     夕
    附子理中湯 二朮湯   二朮湯
        桂枝加朮附湯 桂枝加朮附湯

H25.8.26.:顔のむくみが取れた。車の運転で痛む。冷房使ってませんか?わかったとの弁あり
治療一鍼:右手に八邪、肩に灸頭針、頸肩部の凝りに針。肩の火針追加。
治療一漢方朝      昼       夕
     附子理中湯  薏苡仁湯   薏苡仁湯
      真武湯  桂枝加朮附湯 桂枝加朮附湯
H25.9.3.:どうもない                        

コメント:西洋医学ではMRI写真の診断名は頸椎ヘルニア、東洋医学ではあなたの診断名は水毒、この事を実体験され理解納得してくれました。してはいけないことばかりしていた。と最後に言ってくれました。

H25.9/10投稿

 

当院について

自然
50歳をすぎて始めた東洋医学の治療効果--西洋医学だけの時よりも患者さんの治り方があきらかに違う。
人が本当に治るというのはこんな治り方をするのかと感激しさらに東洋医学のふかみにはまりました。
整形外科以外の他科疾患--例えば眼科、耳鼻科、精神科、皮膚科などの症例もすこしづつ増えて本当に治っていきます。
そんな方々の声があります。
患者さんと私や当院のスタッフはその事を知っていますが、それ以外の人はほとんど知りません。患者さんの了解を得て『患者のこえ』の作成を思いつき、それを公開しようと考えました。色々やってみたが--、体質とあきらめている。年のせいとあきらめている。等等--東洋医学の門をたたいてもらえれば一助になるかもしれません。

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