論文タイトル

17.年男所感&雑感 ―朱氏頭皮針講習会に参加して―

17.年男所感&雑感 ―朱氏頭皮針講習会に参加して―


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年男所感&雑感
―朱氏頭皮針講習会に参加して―

第四部東洋医学ひぐちクリニック
                樋口理
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 10月初旬年男について書けと依頼がありーー健康であれば誰でも通る60歳ーー小学校以来歯の治療はしたことがない。時々歯石とりぐらい。歯磨き粉や石鹸はほとんど使わない。風邪はひかない。土日曜日祭日は専らテニス。東洋医学的に言えば、両親から貰った先天の気、脾が作る後天の気とのバランスがとれていれば無病息災。両親へ感謝!

 特に感慨無量というのもなくどうしようかと思っていたところーー以前から興味のあった頭皮針一頭のツボを刺激して種々の疾患を治療でき、特に麻痺に対する治療効果はすさまじい破壊力があり、数ヶ月動けなかった患者さんが数分間治療しただけで立って動きだすという話を聞いていました。

 頭皮針の世界では、“神の手”と言われる朱明清先生が25年ぶりに来日され、本年3月3日東京目黒で朱氏頭皮針講演会がありましたが、知らずに出席できませんでした。この日のデモでも、脳出血後8ヵ月の片麻痺の杖歩行の患者さんが数分の鍼治療後、杖を使わずに歩き始め、その場に居合わせた一同が感嘆の声をあげたと聞きました。その朱先生の再来日が決定し、11月3・4日に品川で講習会と実技があり、出席できることになりました。

 同行者は長崎の整形外科医のK先生。3年前漢方の会で知り合い意気投合、針はすごいとすすめたところはまり、大阪、徳島、東京の勉強会などに一緒に参加しています。彼は生ビールを3杯飲むと足がシビレルそうで、MRIは所見無し。私が何時も言う“水毒”を信じて酒量を減らしたところシビレも消失、腰痛も消失しています。今は患者様から、鎮痛剤と湿布を抜いています。収入は減るけれども、治り方が違うことにやっと気付いたと最近は嘴っています。

 今回出席し麻痺の方のデモを見て来ましたので、学会印象記としてご報告し私の年男所感&雑感にかえさせて戴きたく思います。
 又、西洋医学とは異なり、代替医療どうかするとズット下に見下され差別視される東洋医学や鍼灸治療の拙い小経験を、今まで多数記載して下さった八女医報の編集委員の方に此の場を借りまして深くお礼申し上げます。もうすぐネタが切れそうですので、乗り掛かった船もう少し辛抱してお付き合い下さい。今後ともよろしくお願いします。

【朱氏頭皮針講演会】
・日時:2013.11.3~4
・場所:品川区立総合区民会館(きゅりあん)
・内容:朱氏頭皮-その特徴と治療区
      〃 -概要と基礎・手技
      〃 -導引について
      〃 -麻痺に対する治療法
      〃 -刺針の中風治療は本当に有効か?
・治療区の概要;頭の正中を中心に長方形の治療区を設定し19の治療区に分ける。其の中に生物全息理論(バイオホログラフィー理論;身体の一部に人体の縮図があるという理論)により5体の人体の投影像があると想定します。
 治療は当該区に置針しますが、時間は24~72時間。
 ダイジェスト版として11月3日と4日のモデル治療について述べます。

【症例1】57歳、女性
C.C.;両四肢麻痺
P.I. ;2010.5.脳梗塞発症。先に左麻痺(右脳)、ついで右麻痺(左脳)話すことができなくなった。3年半車椅子の生活、言語も話せない。
治療&経過;午前11:30より両側の巓頂会陰足踝区、上焦区、上肢区、下焦区、下肢区に置針。その間わずか数十秒。直ちに導引の手技5~10分。言語障害に対しては廉泉(下顎の下)、金津、玉液(共に舌にあるツボ)に針をして発語をうながすとアーオーと発声されました。下肢に対しては、大腿四頭筋の踏み付けを充分に指導され11:45車椅子より自力で立ち上がられ、朱先生介助下に最初の一歩、おぼつかない足取りでしたが、
4~5mの場所を3往復され、感激のあまり直後にアーーと号泣されました。一同拍手。
すごい衝撃でした。

【症例2】48歳、男性
C.C.;左片麻痺
P.I. ;2012.3脳出血発症。左手は拘縮。左下肢は短下肢装具装着。車椅子1年半。普段から「死んだほうがまし」が口癖でリハにも消極的な事が多いそうです。
治療&経過;右側の巓頂会陰足踝区、上焦区、上肢区、下焦区、下肢区に置針。直ちに導引の手技5~10分。その後左下肢に対して大腿四頭筋の踏み付けを充分に指導され、立ち上がりを促される。不安のため、ためらいがちでしたが、スット立ち上がられました。左下肢は内反尖足位のため、歩行はおぼつかないものの、自力で歩行。会場から拍手喝采。やはりすごい衝撃でした。

【朱先生のコメント】毎日頭皮針をしてリハビリを3~4時間/日、疲れず少し汗をかく程度、2ヵ月すると違ってくるでしょうとの事でした。

 最後に年男所感&雑感として、60歳以降どう生きるか?惰性で生きるか?新鮮味のある行き方をするか?私は後者を選びます。
従って夢は大きい方がよく、人に沢山夢を伝えた方が夢は良くかない、更に公表した方が夢は良く良くかなうと聞いていますので、此の場を借りて、一言
『全科対応のただの治療専門家、それも東洋医学中心の治療専門家になりたい!!』
『全科対応のただの東洋医学中心の治療専門家になりたい!!』が60歳を区切りに、正夢になりますように!!!。
そして、独断と偏見が多々加味されていますが、検査は西洋、予防と治療は東洋の啓蒙活動をさらにパワーアップできますように!!

又、人間の体や細胞は草根木皮とタンパク質からできています。化学合成薬ではできていません。食事は無農薬・天然志向、化学調味料・添加物は排除傾向なのに、西洋薬はありがたがって飲む日本人の感覚の麻痺。長年異物を体内に入れ続けると、体は狂わされます。
TPPを契機に大きな流れが生じ、皆さんの目が醒めますように!!
鍼治療が逆輸入され、多くの方が多大な恩恵を被りますように!!

当院について

自然
50歳をすぎて始めた東洋医学の治療効果--西洋医学だけの時よりも患者さんの治り方があきらかに違う。
人が本当に治るというのはこんな治り方をするのかと感激しさらに東洋医学のふかみにはまりました。
整形外科以外の他科疾患--例えば眼科、耳鼻科、精神科、皮膚科などの症例もすこしづつ増えて本当に治っていきます。
そんな方々の声があります。
患者さんと私や当院のスタッフはその事を知っていますが、それ以外の人はほとんど知りません。患者さんの了解を得て『患者のこえ』の作成を思いつき、それを公開しようと考えました。色々やってみたが--、体質とあきらめている。年のせいとあきらめている。等等--東洋医学の門をたたいてもらえれば一助になるかもしれません。

医院概要

【住所】〒834-0005
福岡県八女市大島18-1
【院長】樋口 理
【TEL/FAX】0943-23-2765
【診療時間】
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土曜日午後・日曜日・祝日