論文タイトル

2. WHOと伝統医学

2.WHOと伝統医学


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   WHOと伝統医学
第4部回 東洋医学ひぐちクリニック
         樋 口   理
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 『WHOが鍼灸・日本漢方などの伝統医学を正式な医学として認めていた』という事実‐医師会雑誌でもマスコミでも多分取り上げられていないと思いますが、世界の動きという事で、私が把握している範囲で述べさせていただきます。

主な流れ
1972:WHOは鍼灸を世界の伝統医学として正式に認めた。

1979:WHOは43疾患を鍼灸治療の適応と認めて発表。
急性副鼻腔炎・急性鼻炎・普通の風邪・急性扁桃腺炎・急性気管支炎・気管支喘息・急性結膜炎・中心性網膜炎・近視(子供の)・白内障(合併症のないもの)・歯痛・抜歯後痛・頭痛・片頭痛・三叉神経痛・肋間神経痛・頸肩症候群・肩関節周囲炎・テニス肘・坐骨神経痛・腰痛・変形性関節症・歯肉炎・急性および咽頭炎・食道および噴門部の痙攣・しゃっくり・胃下垂・急性および慢性胃炎・胃酸過多症・急性十二指腸潰瘍(痛みの緩和)・急性十二指腸潰瘍(合併症のないもの)・急性および慢性大腸炎・急性細菌性赤痢・便秘・下痢・麻酔性イレウス・顔面筋麻痺(初期、6ヶ月以内のもの)・発作後の不全麻痺・末梢神経ニューロパシー・ポリオ後遺症(初期、6ヶ月以内のもの)・メニエール病・神経因性膀胱機能障害・夜間遺尿症
‐‐以上の疾患には薬剤は殆ど使わずに鍼灸で充分に対応できるとしています。

 WHO上海国際鍼灸養成センターでは、英語・フランス語・日本語のグループに分けられて、ブラジルなど中南米諸国、欧米諸国特にフランス・ドイツ・スカンジナビア諸国から多くの医療関係者に、内科・婦人科・整形外科・小児科・皮膚科・耳鼻咽喉科・神経科等の病気の鍼灸治療の知識と技術が伝授されています。そして、指導を受けた方々は、母国へ帰り、医療を提供されています。
2011:WHOは日本の漢方医学と厚生省を正式に伝統医学として認めました。

丁度そのころでしょうか、レセプト病名に漢方用語が新たに加わりました。
水毒・お血・気血両虚・血の道・気滞・冷え性・赤ら顔など

2011:鍼灸の穴位の世界標準化が施行され、すべての穴位に番号が付けられました。

 しかし、この一連の流れは、日本医師会でもマスコミでも大きく取り上げられずに今日にいたっています。以上私の知っている範囲で述べましたが、八女筑後医師会の会員の皆様のお役に立てばと思います。
 ご興味のある方はご一報くだされば、更なる情報提供できます。

 

当院について

自然
50歳をすぎて始めた東洋医学の治療効果--西洋医学だけの時よりも患者さんの治り方があきらかに違う。
人が本当に治るというのはこんな治り方をするのかと感激しさらに東洋医学のふかみにはまりました。
整形外科以外の他科疾患--例えば眼科、耳鼻科、精神科、皮膚科などの症例もすこしづつ増えて本当に治っていきます。
そんな方々の声があります。
患者さんと私や当院のスタッフはその事を知っていますが、それ以外の人はほとんど知りません。患者さんの了解を得て『患者のこえ』の作成を思いつき、それを公開しようと考えました。色々やってみたが--、体質とあきらめている。年のせいとあきらめている。等等--東洋医学の門をたたいてもらえれば一助になるかもしれません。

医院概要

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